数字で伝えるために知るべき97のこと
こんにちは!おおはしりきたけです!みなさん報告するときにちゃんと数字で伝えていますか?曖昧なまま伝えていませんか?今日は数字で伝える事は重要という記事を書かせてもらおうと思います。
■なぜ数字で伝えるのか
プロジェクトを進めていく場合、メンバー、上司、お客様、協力会社など様々な人たちとコミュニケーションをとります。コミュニケーションをとる上で、定性的な情報というのは、個人により見解が異なります。コミュニケーションで曖昧な部分を無くすため、定量的な数字で伝えるべきです。
■副詞で伝えない
「ちょっと」、「かなり」、「すごい」といった程度副詞で報告したりしていませんか?程度副詞は感覚的なものが多く、報告するための言葉としては適切ではないです。 例えば「この作業どのくらいかかる?」「ちょっとで終わります」という会話の中の"ちょっと"ってどのくらいを想像しますか?個人によって1時間かもしれないし、1日かもしれません。
■曖昧さを無くす
「本日中」、「今週中」、「午後イチ」といった表現になると、曖昧さも無くなってきますが、それでもブレは出てきます。プロジェクトは作業の積み重ねで成り立っています。曖昧な部分が蓄積されプロジェクトに影響を与えてしまうこともあり得ます。塵も積もればマウンテンです。
■明確に伝える
上記の図を見ていただくと、数字で伝えることにより明確になります。コミュニケーションをとるときに数字化できるものは確実に数字化して伝えましょう。
■90%のワナ
進捗会議などで進捗率を確認するときがあると思いますが、よくあるのが90%までは順調なのに、90%から進まないということがあります。この場合数字で報告はしていますが、何故問題になるのでしょうか?進捗率というのは基準があって算出できるものです。システム開発では作業を進めているうちに要件が代わることもあれば、実装中に追加すべき処理が増えたりもします。変動するものに対し基準は設けられないので進捗率を管理するのは難しいと思います。管理する場合は、変動しないところまで作業を落とし込み、その作業が「終わった」、「終わっていない」だけで管理すれば、管理する方も報告する方もシンプルになります。
■まとめ
最近では、ノマドワーキングなどという言葉も流行ってきておりますが、ノマドワークするためにはエンジニア一人一人が報告をしっかり行えるということが大前提になります。曖昧なままでは、コミュニケーションコストがかかるだけなので、しっかり数字で伝える習慣をつけるようにしていきましょう。今回ブログのタイトルも”97のこと”と書いていますが、結果97個もありませんでしたよね。これも数字なので明確に足りていないということが分かったと思います!
ごめんなさい本当は97個も思い浮かばなかっただけです。。。